大石が初登板 4回を貫録の6K無失点

[ 2010年11月17日 06:00 ]

<神奈川大・早稲田大>4回無失点の投球で勝利投手の早大・大石

 【明治神宮大会 早大4―1神奈川大】早大・大石は斎藤の後を受けて同点の6回から今大会初登板。4回を1安打無失点、6奪三振と完ぺきな投球で勝利投手に輝いた。

 「斎藤に“ストライクゾーンが広いよ”と言われたので外角に投げました。みんな最後の大会というけど僕は普通の感覚」と頼れる右腕は淡々。最速155キロの直球は150キロと抑え気味で、体が開かないことを意識して抑えこんだ。
 西武では先発入りを期待されているが「4回投げたけど先発ではなかったので何とも言えません」。それでも西武・鈴木編成部長は「即戦力プラスαの魅力がある。だから6球団が指名したんだ」と目を細めた。早大の大会初優勝まであと1勝だが、大石に気負いはない。「胴上げ投手になって深酒したいですね」。ラストゲームもきっちり抑えてみせる。

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2010年11月17日のニュース