日本一のご褒美…西岡の米移籍容認は「特例」

[ 2010年11月17日 06:00 ]

 千葉マリンで会見したロッテ・瀬戸山球団社長は「苦しい決断」とした上で「個人的にも最高の結果を残し、チームを日本一に導いてくれた。私たちがしてあげられるご褒美は彼の夢をかなえてあげること」。これまで球団としてはポスティングを認めてこなかった中、西岡には04年オフから毎年メジャー移籍の希望を伝えられてきた経緯も明かし、今回は「特例」であることを強調した。

 15日に重光武雄オーナーらの了承を得て、同日に西岡本人に電話で伝えた石川球団運営本部長は「今までにないような緊張した声で“ロッテのために自分のために頑張ってきます”と言っていた」と話した。
 今後は最高額を提示した大リーグ球団に独占交渉権が与えられる。瀬戸山社長は「お金の問題じゃない」と応札額に関係なく受諾する意向で「(米国で)2、3年やって(元メジャーの)井口のようにひと回り大きくなって帰ってきてもらいたい」とロッテ復帰を待望した。

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2010年11月17日のニュース