56年ぶりの快挙へ可能性アリ 阪神 開幕投手は秋山も

[ 2010年11月17日 11:27 ]

 高知県安芸市で行われている阪神秋季キャンプに参加中の秋山拓巳投手(19)が来季の開幕投手に大抜てきされる可能性が出てきた。阪神・真弓明信監督(57)は16日、今季4勝を挙げた高卒新人右腕が来年3月25日の開幕ヤクルト戦の先発候補に入っていることを明かした。阪神の10代開幕投手となれば、1955年の西村一孔以来、56年ぶり。未来のエース候補にとっては飛躍の大チャンスだ。

 エースへ駆け上がる、絶好の舞台となるかもしれない。高卒新人ながら4勝を挙げた19歳の秋山が、来年3月25日のヤクルトとの開幕戦で先発を任される可能性が出てきた。秋季キャンプも残り1日となったこの日。真弓監督は来季の開幕投手について言及した。
 「(候補は)4、5人かな。今から名前挙げても一緒やろ。競争?もちろん。この時期に決めることはまずない」
 具体名は避けたが、今季の実績を見れば久保、能見が筆頭候補であるのは間違いない。では、残りは誰か?報道陣の「4、5人の中に秋山は入っているか」の問いに指揮官は「もちろんローテーションに入れる投手は候補になってくる」と言い切った。

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2010年11月17日のニュース