沢村「ここからが勝負」開幕ローテ入りへ自信

[ 2010年11月16日 06:00 ]

仮契約を終え、笑顔でガッツポーズする沢村

 巨人は15日、ドラフト1位・沢村拓一投手(22=中大)と契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。未来のエース候補は「自分という投手を表現できれば、結果はおのずとついてくる」と宣言。開幕ローテーション入りへ自信を見せた。

 今季2ケタ勝利をマークしたのは内海と東野のみ。投手陣崩壊がリーグ4連覇を逃す要因になった。りりしい面構えで会見に臨んだルーキーに、清武球団代表も「読売巨人軍は武士道野球というかサムライ野球なのでピッタリ。沢村君が来て先発の競争が激しくなる」と相乗効果に期待を寄せた。3月25日から横浜との開幕3連戦(東京ドーム)でいきなり先発デビューする可能性も十分。「ジャイアンツに入ることを目標としていたが、ここからが勝負です」と早くも戦闘モードだった。

 ≪内海が沢村にエール≫内海が沢村にエールを送った。宮崎秋季キャンプに参加していた左腕は、山口、東野ら主力投手とともに本隊を離れて帰京。チームの一員となった右腕には、即戦力と期待されながら1年目はわずか3試合の登板に終わった自身の経験を踏まえ「(入団は)ウエルカムです。しっかりと体をつくって、1年目から活躍してほしい」と期待を込めた。

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2010年11月16日のニュース