オールスター試合増を選手会に提案

[ 2010年11月16日 20:11 ]

 プロ野球12球団が日本プロ野球選手会に対し、来年のオールスターゲームを1試合増やし、3試合とすることを提案していることが16日、明らかになった。複数の関係者によると、4年連続赤字決算の日本野球機構(NPB)の財務体質改善が目的。

 来年のオールスター戦は7月22日に第1戦(ナゴヤドーム)、23日に第2戦(千葉)を行う日程を固めていたが、23日の第2戦を東京ドームで行い、千葉での試合を24日に第3戦として開催する案が検討されている。
 NPBは2009年度(10年9月期)決算で約6千万円の赤字を計上するなど、06年度から赤字決算が続いている。10月に始まった新年度から各球団が毎年NPBに支払う会費を3千万円増の1億円に値上げしたが、今年の日本シリーズ3試合で地上波の全国中継が付かないなど減収傾向が出てきている。12球団はNPB財政を安定させるための財源を模索していた。

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2010年11月16日のニュース