篠塚ジュニアが決勝打!青学大、逆転でタイに

[ 2010年10月8日 06:00 ]

 【青学大5-2亜大】東都大学野球は7日、神宮球場で2回戦2試合が行われ、青学大が延長10回に篠塚宜政内野手(3年)の決勝の右越え三塁打などで3点を奪い亜大に逆転勝ち。1勝1敗とし、3回戦に持ち込んだ。また、国学院大は国士舘大に2―1と連日の逆転勝ちで下し、勝ち点2を挙げた。

 <青学大>終盤に打線が奮起し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。2―2の延長10回に勝ち越しの右越え三塁打を放った巨人の篠塚打撃コーチの長男・宜政は「最近、フライアウトが多かったのでコンパクトに上から打とうと思った」と二塁打2本を含む長打3本にホッとした様子。2年春にはリーグ3位の打率・373を記録してベストナインに選ばれたが、1部に復帰した今季は打率・174と不振だった。「次もいいところで1本打てるように頑張ります」と表情は明るかった。

 <国学院大 阿部先発で連勝!>今季から指揮を執る鳥山監督が思い切った起用。今春に先発で一度だけ登板した3年生右腕の阿部を先発させ、7回まで1失点の好投を引き出した。連勝で勝ち点2とした指揮官は「阿部の調子が良かったから。これで亜大、中大戦に思い切りいける」と満足そう。リーグ戦初勝利の阿部は「持ち味の低めの球が決まってくれた。うれしい」と喜んだ。

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2010年10月8日のニュース