エンゼルス大型補強へ…松井の再契約さらに厳しく

[ 2010年10月8日 06:00 ]

地元紙は敗因分析のメーン写真に松井を置いた

 エンゼルスのモレノ・オーナーがロサンゼルス・タイムズ紙の取材に対して、4年ぶりにプレーオフ進出を逃したことへの怒りをぶちまけた。

 「大変失望している。チームの弱点は分かっている。お金はかかるが、有望な若手がいなければFAで補うしかない」とFA市場で大型補強に出る考えを示し、松井にとっては再契約がますます厳しくなる状況に追い込まれた。またロサンゼルス・デーリーニューズ紙も、松井をメーン写真に使って今季の敗因分析をした。
 一方でオレンジ・カウンティ紙は、米記録サイト・ヒットトラッカーの分析から今季のエ軍本塁打飛距離ベスト10を発表。松井が8月30日のマリナーズ戦で放った17号は136メートルで4位タイ。打球の初速もこの一発が時速185キロで2位となり「打撃への衰えは感じていない」と話す本人の言葉を裏付ける数字となった。

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2010年10月8日のニュース