大社オーナー、球団功労者の“秘話”明かす

[ 2010年10月8日 06:00 ]

大沢元監督の思い出を語る大社オーナー

 【大沢啓二氏、死去】札幌市内で訃報を聞いた日本ハム・大社啓二オーナー(54)は指揮官として81年リーグ優勝、球団取締役としても歴任した功労者の思い出を明かした。

 その中で80年オフに成立した電撃トレードの裏話も披露。大沢氏は「来年、どうしても優勝するために広島から江夏豊を獲得したい」と大社義規先代オーナーに電話で直訴。同時に先代オーナーが媒酌人を務めた主力投手の高橋直樹の放出を進言した。「先代は何も言わずに電話を切るほど怒っていた。それでも翌年優勝した。2人はいい関係だった。天国でまた野球談議をしてほしい」と冥福を祈っていた。

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2010年10月8日のニュース