執念の采配結実!原監督「あしたにつながる1勝」

[ 2010年7月14日 06:00 ]

<神・巨>8回1死一、二塁のピンチにマウンドの巨人・山口のもとへと行った原監督

 【巨人7―6阪神】雨中の死闘が終わった。声はかすれ、顔は紅潮していた。総力戦を制して首位を死守した巨人・原監督は「4時間以上の試合?時間を超越した緊張感のある試合だった。勝つことができてよかった」と安どの表情を浮かべた。

 執念の采配だった。先発・東野が6回4失点で降板したが、中継ぎ陣は奮起した。8回1死一、二塁では山口、10回1死一、二塁では越智にゲキを飛ばすためにマウンドまで足を運んだ。今季は1イニング以上を投げていなかった越智、クルーンに2イニングずつを任せ、勝機をたぐり寄せた。投手陣は50年広島以来、60年ぶりに12試合連続2ケタ被安打となったが「内容、その他より、あしたにつながる1勝」と胸を張った。

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2010年7月14日のニュース