もう秋風?…ヤクルト今季40敗目で自力V消滅

[ 2010年6月25日 06:00 ]

暗いムードの小川監督代行(左端)らヤクルトベンチ

 【ヤクルト2-4巨人】ヤクルトは今季40敗目で早くも自力優勝の可能性が消滅した。

 小川監督代行は「(厳しい)現状はみんな理解している。その場その場でベストを尽くすしかない」。象徴的だったのは3点を勝ち越された直後の6回。3番からの攻撃はわずか8球、3者凡退で終了し、反撃ムードがしぼんだ。この3連戦のクリーンアップはすべて日替わり。指揮官は「チームの現状を物語っている。点を取るにはどうするか、決める自分の責任」と厳しい表情で話した。

 ≪残り全勝しても…≫ヤクルトが首位の巨人に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。ヤクルトが残り78試合に全勝すると、102勝40敗2分けの勝率・718。巨人がヤクルト戦残り13試合に全敗しても、それ以外の65試合に全勝すれば105勝39敗の勝率・729で上回るため。

 ▼ヤクルト・中沢(3本塁打を浴びて4敗目)6回は特にボールが高かった。力不足。(同い年の)長野には打たれたくなかった。

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2010年6月25日のニュース