松井、大飛球も…メジャー150号また“届かず”

[ 2010年6月25日 06:00 ]

4回裏1死一塁、松井は本塁打性の当たりも右飛に終わり、一塁を駆け抜け悔しそうな表情

 【エンゼルス2-1ドジャース】エンゼルスの松井はドジャース戦で右翼へ大飛球を放ったが、メジャー通算150本塁打は出場14試合連続で持ち越しとなった。

 同点の4回1死一塁。チェンジアップを高々と打ち上げた。右翼手がフェンスに張り付き、打たれたイーライがマウンドでしゃがみこみ「行くなと祈った」という当たり。だが、もうひと伸び足りず右飛に終わり「手応えはまあまあ良かったけど、ちょっと上がりすぎでしたね」と悔しがった。
 試合は2―1の9回2死一、二塁で抑え投手が左前打を打たれたが、二塁走者が得点する前に二塁ベースをオーバーランした一塁走者をアウトにして終了。「ヒットになった瞬間は同点だと思いましたけど、何が起こるか分からないですね」と松井。今季最多の貯金8とし、記憶にないという結末の形に笑みもこぼれた。

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2010年6月25日のニュース