出た８８号！神港学園・伊藤、特大弾で“中田超え”

高校通算８８号となるホームランを放った伊藤は、ホームランボールを手に笑顔

　兵庫・神港学園の伊藤諒介内野手（３年）が２４日、市尼崎との練習試合で４回、高校通算８８号を放った。

　大阪桐蔭・中田（日本ハム）を１本上回り「とりあえずホッとしました。重圧はありましたが（記録に並んでからの）打席の中では大会に近い感覚になれて、よかったと思います」。右翼後方ネットを軽々と越える推定１２０メートルの特大弾。今月３日に８７号を放って以来１２試合、６８打席ぶりの一発だった。バットを替えるなど試行錯誤してきた伊藤は「こんなに本塁打が出ないことはなかった」と苦笑しきり。重圧からは解き放たれたが個人記録は二の次。最大の目標は甲子園出場だ。伊藤は７月１０日に開幕する兵庫大会に向けて「勝利に貢献する打撃がしたい」と力を込めた。

　▼日本ハム・中田（大阪桐蔭で高校通算８７本塁打）プレッシャーもあったと思いますが、抜いたことでホッとしたんじゃないですか。１本でも多く打って記録を伸ばしてください。