久保「状態悪かった」も持ち味発揮

[ 2010年6月25日 22:05 ]

 【阪神9―4ヤクルト】阪神の久保は「状態は悪かった」と言うものの、一回の4点の援護で持ち味を存分に出した。

 「点差があったからどんどんストライクを取って、無駄な球をなくそうと思った」。手元で動く球がさえた上、相手打線の淡泊さにも助けられ、特に飛球で多くアウトを奪った。味方の援護を引き出すテンポの良さもあった。
 チームトップだった勝利数はこれで7に。安藤ら先発陣が不在の中、今や柱となった久保は「(自身の)4連勝より貯金9の方が大事」とその自覚は十分だった。

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2010年6月25日のニュース