控え捕手の鈴木7年ぶり弾!6打点!オリックス3連勝

[ 2010年4月21日 21:13 ]

6回、逆転3ランを放ち笑顔で駆けだすオリックス・鈴木

 【オリックス8-4日本ハム】オリックスが今季3度目の3連勝。3―4と勝ち越された直後の6回、鈴木が7年ぶりの本塁打となる逆転3ランを左中間席へ運んだ。鈴木は3二塁打を含む4安打6打点。

 オリックスの鈴木にとって、今季3試合目の先発マスクは巧みなリードを期待されての起用だった。最近の投手崩壊を考えると、弱点の打撃には目をつぶるしかない。だが、そんな岡田監督の「思惑」は外れる。13年目のベテランは4安打6打点とバットで輝きを放った。
 第1、2打席はともに二塁打。3―4で迎えた六回には左中間へと飛んだ打球が逆転3ランとなった。「僕は本当に打てないけど、何とか仕事をしたいと思った。まぐれは続くものですね」。通算3本目の本塁打は、近鉄時代の2003年以来7年ぶりだった。
 八回の好機は「僕なんかを歩かせるわけにはいかない」と捕手の勘で内角にヤマを張り、ダメ押しの2点二塁打。指揮官も「鈴木が打つのは考えてなかったけど、4本とも会心の当たりや」とたたえた。

続きを表示

2010年4月21日のニュース