今中以来!19歳・伊藤、祖父にささげるプロ初勝利

[ 2010年4月5日 06:00 ]

プロ初勝利を挙げた伊藤はウイニングボールを手に笑顔

 【中日6-1阪神】19歳とは思えぬ堂々たる投球だった。中日の2年目・伊藤が8回を1点に抑えてプロ初勝利。お立ち台で「とにかくうれしい気持ちでいっぱい。何も考えられない」と端正な顔をほころばせた。

 初回に1点を失ったが、2回から7回は直球にカーブ、フォークがさえて無安打。8回2死二塁も平野をフォークで空振り三振。8回で降板すると、その直後に打線が5点を奪った。
 愛知県稲沢市出身で一家そろっての中日ファン。中でも一番のファンだった祖父の實(みのる)さんが3月6日に他界した。伊藤は「野球している姿を一番望んでいると思う」と告別式のあった同9日も練習。この日の記念球は祖父にささげる予定だ。10代での先発勝利は中日では89年の今中慎二氏(野球評論家)以来21年ぶり。4連勝で首位に並んだ落合監督は「よく投げたと思うよ」と将来のエース候補を称えた。

 ◆伊藤 準規(いとう・じゅんき)1991年(平3)1月7日、愛知県生まれの19歳。明治中3年時に西尾張ドリームスで全国大会出場。甲子園出場はないが、岐阜城北2年夏の県大会準々決勝の清翔戦でノーヒットノーラン。08年ドラフト2位で中日に入団。09年9月30日の巨人戦で1軍デビュー。今季は開幕ローテーション入りし、3月28日の広島戦でプロ初先発。1メートル86、72キロ。右投げ左打ち。

 ▼中日・荒木(左足を痛め出遅れたが、この日初出場)やっと開幕したね。走る方も痛みはない。あとは打撃がどれだけ戻ってくるか。
 ▼中日・ブランコ(8回に右翼線へ勝ち越し打)伊藤がいい投球をしていたし、何とか打とうと思った。

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