帆足お見事!苦手ハムを117球完封、今季初勝利

[ 2010年4月5日 06:00 ]

今季初勝利を完封で飾った帆足

 【西武4-0日本ハム】西武・帆足が今季初勝利を完封で飾った。「去年は初勝利が5月だったので、早く白星がついて良かった」と笑顔で振り返った。

 最大のピンチは、今季のテーマである「アウトローの直球」で切り抜けた。6回2死満塁。小谷野を2球で追い込むと、外角低めへ139キロを決め見逃し三振。「あそこは勝負で行きました」と胸を張った。
 昨年は右打者に対して被打率・285。外角への制球に原因があったという。2月のキャンプ。ブルペンでは全投球の7割が外角低めの直球だった。開幕から3試合目、勝負どころでその成果が出た。「常に9回まで投げたいと思っているので良かったです」。新球のチェンジアップで田中から三振を奪うなど、昨年未勝利だった日本ハム相手に、変わった姿も見せた。許した7安打中、右打者には2本。中身の詰まった117球だった。

 ▼西武・細川(2回に決勝打となる左中間適時二塁打)三振しないように打ちました。つなぐことができたし、先制点が取れたのでよかったです。

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2010年4月5日のニュース