史上7人目!小笠原、セ・パで通算100号も…

[ 2010年4月5日 06:00 ]

4回無死一塁、小笠原は中越えに2ランを放つ

 【巨人10-3広島】小笠原が巨人での通算100号をマーク。セ、パ2球団での達成は史上7人目となった。

 2点を追う4回無死一塁で高めの直球をフルスイング。打球は追い風にも乗り、2号同点弾となった。5回も1死二塁で右翼線に適時二塁打を運び、貴重な追加点を挙げた。07年に日本ハムからFA移籍。記念弾に「長くやってればその可能性もある。それに対して考えはない」と無関心を強調した。
 2日の試合前に1つ年上の木村拓コーチがくも膜下出血で倒れ、依然として意識不明の重体。シートノック中に同コーチが倒れた際は三塁からすぐさま駆け寄った。親しくしていただけに「ああいうことがあっての3試合だったし、みんなで勝ちを積み上げていくしかない」と神妙な表情で今後に目を向けた。

 <左打者では初の快挙>小笠原(巨)の今季2号が巨人移籍後100本目の本塁打になった。小笠原は日本ハム時代にも通算239本塁打をマーク。2球団で100本塁打以上はプロ野球15人目。うち、セ、パ2球団で達成したのは7人目、左打者は4人目になるが、セ、パ2球団で達成した左打者は小笠原が初めて。

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2010年4月5日のニュース