赤ゴジラとの対決お預けも…黒田“完ぺき”締め

試合前、松井秀（右）と談笑する黒田

　【ドジャース４－６エンゼルス】ドジャース・黒田は登板した５回の先頭打者に二塁打されたものの、その後の打者１２人を１人も出塁させない力投。４回で５奪三振と完ぺきな投球でオープン戦を締めた。

　「すべての球が平均して良かった」と満足げ。９日（同１０日）のマーリンズ戦でシーズン初登板する。期待した松井との０２年９月以来の対戦は交流戦へお預け。試合前には言葉を交わし「いい勝負ができれば」と黒田。松井は意外にも「話すこと自体が初めてかも。久しぶりという感じであいさつしたけど」と同い年のかつての宿敵との再会を喜んでいた。