先発もバッチリ!山口106球

[ 2010年2月12日 06:00 ]

 先発に転向する巨人の山口が、ブルペンで今キャンプ初の100球超えを果たした。

 フォームのバランスを重視して投げ始めると、その後は力強い腕の振りで計106球。実戦を想定しノーワインドアップとセットの切り替えも繰り返した。キャンプ序盤は球数の増加とともに制球を乱していたが「投げる体力がついた気がする。100球を超えてもバテなかった」と手応えを得ていた。また、藤井が今キャンプA班最多となる186球を投げた。

 ≪クルーン術後初のキャッチボール≫昨年12月に右ひじ遊離骨の除去手術を受けたクルーンが、術後初めてキャッチボールを行った。鬼頭トレーナーを相手に20メートルの距離で約20球を投げ「ひじの調子が良くなったので投げた。感触は悪くなかった」と話した。12日以降は、当日の右ひじの状態を見極めた上で調整法を判断する予定。伊原ヘッドコーチも「(3月26日の)開幕戦に間に合わせてくれるのでは」と期待した。

 ≪坂本 内海と対戦で手応え上々≫巨人の坂本が、室内練習場でのフリー打撃で内海と対戦。13スイングで5本の安打性の打球を放った。今キャンプのテーマでもある右方向への強い打球も放った21歳は「あとは実戦に入ってどうかですね」と手応え上々。一方、亀井との対戦では投じなかった新球カットを坂本に投じて内野ゴロに打ち取った内海は「バランス良く投げられた」と笑顔で振り返った。

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2010年2月12日のニュース