長野 13日紅白戦で3番デビューへ

[ 2010年2月12日 06:00 ]

Bチームでシート打撃を行った長野

 巨人のドラフト1位ルーキー・長野久義外野手(25)を11日、宮崎キャンプを訪問したスポニチ本紙野球評論家の張本勲氏(69)が分析。水平スイング、グリップの遊びを修正すれば開幕スタメンの可能性もある、とした。

 巨人の長野が、13日に行われるB班の紅白戦で3番デビューする。この日はA班からB班に回って初のシート打撃を行い、2打数1安打。弾みをつけて紅白戦に臨む。ひむか球場でのシート打撃。第1打席で2年目の斎藤から投手強襲安打で初安打したが、その後に大きな収穫があった。通算3085安打の偉大なOBである張本氏が室内練習場でのフリー打撃を視察。「大先輩なので失礼がないようにと思いました」と緊張気味に握手。2つの修正ポイントには「指摘していただいた通り、意識してやりたいと思う。(グリップの)指に関しては勉強になった」。キャンプでは軸足に重心を残すスイングへの修正の真っ最中。特打ではプチ一本足や、ステップの直前にわずかに右足を体の後方に引くなど軸足に意識を置いていた。明確な課題を持って階段を上る期待のルーキーは大先輩のアドバイスも力にする。

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2010年2月12日のニュース