ノムさんとは対照的?活気にあふれる楽天キャンプ

[ 2010年2月6日 10:28 ]

トスバッティングを手伝う楽天のブラウン監督

 精力的なブラウン新監督に率いられ、楽天のキャンプには活気があふれている。報道陣への「ボヤキ」がトレードマークだった野村前監督とは対照的な手法が、選手らに新鮮な印象を与えているようだ。

 第2クール初日の5日、新監督は朝から動いた。早出でノックを受けていた内野陣を集めると、2人で円を描きながらボールをトスしあう練習を実演。笑顔で取り組んだ渡辺直は「捕ってからの速さの練習。監督が直接説明してくれるので、目的を理解しやすい」と話す。
 両監督の比較について、佐藤投手コーチは「一番の違いは、動いていること」と説明する。前監督は直接指導をあまり好まなかったが、ブラウン監督は自ら打撃投手やノッカーも務め、積極的にコミュニケーションを図っている。
 草野が「ことしはみんな元気がいい」と話すなど、チーム内には好意的な意見が多い。ブラウン監督は「監督が代わると、みなポジティブな目で見るもの」と冷静だが、少なくとも滑り出しは良好といえそうだ。

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2010年2月6日のニュース