筒香　走りと守りもレベルアップする！

横須賀での新人合同自主トレで軽快な三塁守備を見せる横浜の筒香

　横浜の新人合同自主トレでドラフト１位の筒香（つつごう＝横浜）が、三塁守備で約３０分間ノックを受け「打撃だけでは通用しない。走ること、守ることもレベルアップしたい」と全体的なレベルアップを口にした。

　２６日には尾花監督が新人合同自主トレを初視察することが決定。指揮官は「いかにミスを少なくするかが大事だから」と守備の重要性を説くだけに打つだけでなく、守れる姿を見せたいところだ。使用するバットはナ・リーグの強打者ライアン・ハワード（フィリーズ）と同型の筒香。「メジャーリーガーみたいに、大きくてスピードがある選手が一番強い」と掲げる自らの理想像に一歩でも近づく。

　≪尾花監督　メディア露出に意欲≫横浜の尾花監督が加地球団社長とともに、地元・横浜の新聞社、テレビ局など８社へあいさつ回り。横浜の街の期待を感じたと話す指揮官は「注目される巨人戦、阪神戦もあるし変わったベイスターズを見せる。監督が情報を発信しないと」と積極的なメディア露出に意欲を見せると「新聞も文章量を２割アップしてよ」と報道陣に注文も出した。そのうえで、２月の春季キャンプでは宿舎の自室をナインに開放して“尾花塾”を開講する意向も示していた。