金本1億円減…19年目で初ダウン

[ 2010年1月23日 06:00 ]

年俸1億円ダウンも、チーム一丸でのV奪回を誓った金本

 阪神の金本が西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、1億円ダウンの年俸4億5000万円でサイン。プロ19年目で初の減俸更改となったが、4年連続で日本選手最高となることが確実となった。

 約1時間の交渉を終え「1億円ダウンです。年数は単年です。お金の話はしていない。選手は今年、こういうスタイルで戦っていきたいというのを伝えた」と話した。打率・261、21本塁打、91打点は、いずれも前年の成績を下回り、ダウン提示も覚悟の上だった。

 連続試合全イニング出場は1474試合で継続中で、節目の1500試合まであと26。4月に42歳になる鉄人は「19年目ですけど、こんなに選手が強い思いで結束しているのは初めて。この結束力を崩さないで、維持して、優勝に向かっていきたい」と力を込めた。

 ≪球児自費キャンプは回避!契約更改で合意≫阪神の沼沢球団本部長は、契約未更改の藤川球について合意に達したと発表した。昨季は49試合に登板し、5勝3敗25セーブで防御率は1・25。金額は明らかにされなかったが、いずれも一昨年の成績を下回り、チームもBクラスに沈んだことから年俸3億8000万円からのダウン提示が予想される。沼沢本部長は「サインするのは沖縄になる。2月に入ったとしても、これで自費キャンプは回避された」と話した。

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2010年1月23日のニュース