メッツ・五十嵐、背番号「18」お披露目「気分いい」

[ 2010年1月15日 06:00 ]

球団イベントに参加しファンと交流した五十嵐(右は球団マスコットのMr.メット)

 メッツに入団した五十嵐亮太投手(30)が13日(日本時間14日)、本拠シティ・フィールドで行われた球団のチャリティー・イベントに参加。背番号18のユニホーム姿を初披露すると同時に、エースナンバーとしての自覚を口にした。今後は1月末までアリゾナ州で練習を続け、2月20日のキャンプインに備える。

 中継ぎエースを目指す決意の表れだった。主力ライトらとイベントに参加した五十嵐は、入団後初めて背番号18のユニホーム姿を披露。ヤクルト時代の53番はマニエル監督が着けているため、複数の候補から「エースナンバーとして意識している」という18番を選んだ。「一度は着けてみたいと思っていた。気分がいい。(53番も)1年目に与えられた番号で満足していたけど、これもそうなんで運命を感じています」と笑顔を見せた。
 守護神ロドリゲスへつなぐセットアッパー候補として2年総額300万ドル(約2億7600万円)で契約。メジャーで実績はないものの周囲の期待は大きい。五十嵐自身も「その(セットアッパー)つもりで練習をやっています」と話し、今季の目標には70試合登板を掲げフル回転を誓う。メジャーの打者に投げるイメージも徐々に膨らみつつあり「変化球が少ないので力で押さないといけない部分はある。ワクワクしているし、早く投げたい」とあこがれのマウンドが待ち切れない様子だ。
 今後もアリゾナ州で自主トレを続け、今月下旬にビザ取得のため一時帰国。その後に、ニューヨークで家族と暮らす新居を探す。キャンプ地のフロリダ州ポートセントルーシー入りは2月10日前後を予定しており「キャンプでは(初日から)全力でブルペンでバンバン投げられるようにしたい」と意欲的だった。

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2010年1月15日のニュース