ビュンビュン19球!菊池勇躍“前倒し”初ブルペン

[ 2010年1月15日 13:01 ]

初めてブルペンに入って投球練習をする西武・菊池雄星

 西武の注目ルーキー、菊池雄星投手(岩手・花巻東高)が15日、埼玉県所沢市内で行っている新人合同自主トレーニングで、初めてブルペンに入っての投球練習をした。

 ダッシュやキャッチボールなどのメニューをこなした後にブルペン入り。田原ブルペン捕手を立たせ、力強い球筋の19球を投げた。「いいバランスで投げられました。多少のバラつきはあったんですけど、感覚を確かめるためにも良かったです。7割ぐらいで投げました」と振り返った。まだ調整段階とはいえ、素質の片りんをのぞかせる力強いボールを受けた田原ブルペン捕手は「普通の高校生の球じゃない」。松坂(レッドソックス)のルーキー時と比較して「大輔はもっと球が重いが、球の(回転の)きれいさでは雄星が上」と褒めた。
 14日には「焦らずに、なるべく早く入れれば」と話していた菊池。当初は19日からの第3クールでブルペン入りする予定だったが、順調な仕上がりから早まった。

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2010年1月15日のニュース