巨人・滝鼻オーナー、ファンサービスできなきゃ“罰走”

[ 2010年1月15日 06:00 ]

 スタッフミーティングの冒頭で毎年恒例の訓示を行った巨人・滝鼻卓雄オーナー(70)は「チームの社会的存在価値を高めてほしい。野球ファン以外からも尊敬されるヒーローを育ててもらいたい」と1、2軍コーチ、スタッフに話した。

 王、長嶋が活躍していたV9時代は「巨人、大鵬、卵焼き」と言われたほどの人気だった。会議後、滝鼻オーナーは往年の人気を奪回するための方法のひとつに「ファンに対して礼儀正しい姿勢を見せること」として「例えば試合が終わってバスに乗るときにファンに笑顔を見せないといけない。できなければもう一度、グラウンドに戻って(罰として)走ってからバスに乗らないといけない」とファンサービスの重要性を強調した。
 7年ぶりに日本一を奪回した昨年は東京ドーム主催試合(レギュラーシーズンに限る)の観客動員数が実数発表となった05年以来最多となる平均4万3502人。坂本、大田ら“平成のON”候補はいるだけに、今季は強いだけでなく、全国の老若男女から愛されるチームを目指す。

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2010年1月15日のニュース