原監督「グッドニュース」阪神戦心待ち

[ 2009年10月28日 06:00 ]

ゴンザレス(左)オビスポ(右)と笑顔で話す原辰徳監督

 WBCで日本代表を指揮した巨人・原監督が、城島の阪神入りを歓迎した。「彼が日本球界に戻るのは日本野球において大きなグッドニュース。タイガースは同じリーグだしライバルチーム。盛り上がる材料と同時に、戦う相手になったという感じですね」と語った。侍ジャパンでは正捕手を任せた。その城島と伝統の一戦で戦うことを、心待ちにしている様子だった。

 3月にともに日の丸を背負った仲間も、同じ反応だった。阿部は「良きライバルが増えますね」と話し、小笠原は「いい捕手なのは変わっていない。野球人としてお互いに日本のプロ野球界を盛り上げていければいいですね」。今季の阪神戦は11勝11敗2分け。リーグで唯一勝ち越せなかった相手に大きな戦力が加わり、来季は注目度が増しそうだ。

 <梨田監督に“同調”予告先発しない>原監督が日本シリーズでの予告先発について、梨田監督に“同調”した。「梨田さんはやらないって言っていたでしょ。僕はなすがまま、あるがままです」と語った。この日は坂本らにノックを打つなど、精力的に動き回った。決戦に向け「個々のコンディションが一番。相手を見る、知ることも必要だが自分たちのプレーを貫くことがもっと大事」と話した。

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2009年10月28日のニュース