指名打者だけじゃない?松井秀が守備練習

[ 2009年10月28日 09:25 ]

ワールドシリーズ開幕を前に、守備練習するヤンキース・松井秀

6年ぶり、胸の高鳴り抑え…松井秀、黙々と“準備”

サバシアとリー かつての同僚が開幕戦で激突

ジラルディ監督、王座奪回へ意欲

“赤鬼”マニエル監督は連覇に自信

Wシリーズ前日取材はじっくりと

 ヤンキース(ア・リーグ)とフィリーズ(ナ・リーグ)が対戦する米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)の開幕を翌日に控えた27日、両チームがヤンキースタジアムで最終調整を行った。
 小雨の中、9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースの練習では、ひざへの負担から指名打者での起用が続く松井秀が、指名打者制のないナ・リーグ球場での試合に備え、外野でノックを受けた。
 2年連続3度目の頂点を狙うフィリーズは約1時間練習し、主軸のハワードらが快音を響かせた。
 両チームがワールドシリーズで対戦するのは1950年以来で59年ぶり2度目。第1戦の先発はともに左腕で、ヤンキースはレギュラーシーズン19勝のサバシア、フィリーズは同14勝のリーが登板する。

 ▼ヤンキース・ジラルディ監督の話 ここまでこられたことを誇りに思う。選手たちは本当によくやってきたが、まだもう一つ目標がある。(指名打者制を採用しない試合で松井秀が守備に就く)可能性はある。あと10日ほど元気でいてくれればいいので。

 ▼フィリーズ・マニエル監督の話 大事なことは、選手がリラックスして楽しむこと。それができればいい。ヤンキースと戦う準備はできている。(リーとサバシアの投げ合いは)これ以上の対戦はない。楽しみにしている。(共同)

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2009年10月28日のニュース