城島「阪神ではルーキー。僕が心を開かないと」

[ 2009年10月28日 06:00 ]

 ◇城島と一問一答◇

 ――阪神に決めた一番の理由は。
 「米国から自分のわがままで帰ってくるという時に、僕を獲ることは簡単なことじゃない。一番最初に手を挙げてくれて、一番最初に交渉の席を設けてくれた。そこですね」
 ――古巣ソフトバンクも獲得の意思を示した。
 「何を言っても阪神にお世話になることになった以上、言い訳がましく聞こえる。ただ、ホークスも手を挙げて獲得の意思表明をしてくれた。プレーヤーとしてうれしかった。正直、迷った」
 ――甲子園での巨人戦について。
 「セ・リーグには6球団ある。他の4球団とも野球をする。今のところ、巨人戦のイメージはできない。ユニホームに袖を通して、甲子園のホームベースの後ろに座るイメージをきっちり想像として描けるようになって初めてプレーする自信がわいてくる」
 ――どんなプレーを。
 「評価は人がするもの。打つ、守る、投げるだけじゃない。いろんなもので、安心感をチームに与えないと。それがキャッチャーの仕事。いい時ばかりじゃない。本当に苦しい時に、変わらず投手を助けられるように」
 ――家族も一緒に関西に。
 「まだ決めていない。米国に比べれば近い。これから考える」
 ――投手陣との信頼をどう築いていく。
 「投手陣に自分を知ってもらうこと。阪神ではルーキー。僕が心を開かないと、相手は開いてくれない。たくさんコミュニケーションを取ることがバッテリーにとって絶対的に大事」
 ――あす以降の予定。
 「あすはいい天気らしいので、魚釣りに行こうかな。台風も過ぎたみたいですから」

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2009年10月28日のニュース