ともに絶好調!ロドリゲスとハワードの4番対決も注目

[ 2009年10月28日 16:31 ]

 強力打線を誇るヤンキースとフィリーズのワールドシリーズは、ともに本塁打王経験者で、今ポストシーズン絶好調の4番対決も注目される。

 第1戦前日の27日、ワールドシリーズ初出場のヤンキースのロドリゲスが「ハワードはパワーを生かしてすごい打者になった」と言えば、ハワードも「ロドリゲスを見て学ぼうとしてきたんだ」。2人は互いを意識した発言で闘志をかき立てた。
 ロドリゲスは今プレーオフで打率4割3分8厘、5本塁打、12打点でポストシーズンに弱いという評価を一変させた。本人は「みんなその理由を知りたがっていると思うが、自分でも分からない」。3本の同点本塁打を含む5本塁打は、短期決戦での勝負強さから「ミスター・オクトーバー」の異名をとった、レジー・ジャクソンに並ぶチーム歴代2位の記録。開幕前に過去の薬物使用を認めて謝罪し、股関節の手術を受けて出遅れた借りを返している。
 ハワードもプレーオフで打率3割5分5厘、2本塁打、14打点と負けていない。昨季のワールドシリーズは3本塁打でチームを頂点に導いた。「自分は今、楽しんでプレーしている。おそらく彼(ロドリゲス)もそうだろう」と話した。(共同)

続きを表示

2009年10月28日のニュース