長崎の夜「巨人のグライシンガー」初完封!

[ 2009年4月21日 18:32 ]

ヤクルト戦で好投する巨人・グライシンガー

 【巨人4―0ヤクルト】長崎でプレーボール。1回、ヤクルト先発の木田に巨人打線が襲い掛かった。先頭の鈴木が右前打で出塁。木村拓は空振り三振、小笠原の中飛で二盗に成功していた鈴木が三塁へ。ラミレスがタイムリーを放ち1点先制。続く亀井、李スンヨプの連続2塁打で2点追加、この回計3点を先制した。巨人の先発グライシンガーの1回は無失点だった。

 2回も巨人は坂本、鈴木の2本の安打で1点を追加した。
 グライシンガーは4回、青木に初安打を許したものの、この回も0点で切り抜けた。
 木田は5回も続投。亀井の安打で2死二塁のピンチを招いたが、阿部の左前打でホームを狙った亀井を福地が好返球で刺す守りにも助けられ、追加点を許さなかった。
 しかしグライシンガーの好投は続き、6回も無失点で終えた。6回裏、ヤクルトのマウンドは松岡に代わり、坂本に安打を打たれたものの無難に巨人の攻撃を封じた。
 グライシンガーは8個目の三振を奪い、7回も得点を与えなかった。
 8回、ヤクルト投手は萩原に代わり無失点。その裏も巨人のマウンドにはグライシンガー。2死一、二塁とこの夜最大のピンチを迎えたが、3個のアウトはいずれも三振。自己最多の11奪三振としてスコアボードには8個目の「0」が並んだ。
 9回、完封を懸けてグライシンガー続投。2死一、二塁と完封の夢も危うしのピンチ。外野にフラフラと上がった4番・デントナの飛球。セカンド、センター、ライトの3人がお見合い状態であわやと思われたが、亀井が飛び付き、なんとかアウトでゲームセット。グライシンガーの07年9月以来の完封が“完成”した。
 
 
 

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2009年4月21日のニュース