わずか2安打…阪神 序盤の拙攻が響く

[ 2009年4月21日 22:02 ]

 【阪神1-2中日】1回、先頭の赤星が左前打で出塁して盗塁を決める。平野の右飛で三塁に進み、鳥谷の遊ゴロの間に生還。阪神は流れるように先制点を奪ったが、その後が続かない。

 2回は1死一塁でメンチ、4回は無死一塁で鳥谷が、ともに併殺打に倒れた。「前半にもうちょっと点を取っていれば…。4、5回あたりから急に(朝倉の)腕が振れ始めた」と和田打撃コーチ。序盤の拙攻で朝倉を乗せてしまった。
 鳥谷は1―2の6回2死一、二塁でも二ゴロに終わり「外角の球を引っ掛けた形になった」と悔やんだ。9回2死二塁で三振に倒れた金本を含め中軸が無安打で、安打は計2本。「安打が少ない。つながっていかないと点が取れない」と真弓監督。1点差が重かった。
 指揮官の目には、少ない好機で打者が萎縮しているように映る。「せっかくのチャンスで(打席に)行く打者は、喜んで行かないと」と歯がゆそうに話した。

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2009年4月21日のニュース