指揮官も好感触 ヤクルト1試合1本ペース

[ 2009年4月21日 07:54 ]

 プロ野球は開幕から2週間が過ぎ、一回り目の対戦を終えた。セ・リーグでは昨季5位のヤクルトが9勝5敗と好調。首位巨人を1差で追っている。

 特に戦力が抜きんでているわけではないヤクルト。ただ、走攻守のバランスが取れているのが目立つ。
 石川、館山ら先発陣は既に、軸となる5人全員に白星が付いた。由規が急成長し、ベテランの木田も健在。松岡や押本から五十嵐、林昌勇への継投が盤石なのも強みだ。
 打線は切れ目なくつながり、14試合中9戦で2けた安打を記録。デントナを4番に置く打順もはまった。昨季リーグ最少タイ、83本のチーム本塁打が今季は1試合1本ペース。「機動力プラス長打力」(高田監督)と、目指すスモールボールに長打力も備わり始めた。

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2009年4月21日のニュース