カミナリから5日…細山田ハレバレ汚名返上

[ 2009年2月22日 06:00 ]

逆転勝利に喜ぶ細山田武史(右から2人目)ら横浜ナイン

 横浜のドラフト4位ルーキー・細山田武史捕手(22)が攻守にわたる活躍で開幕1軍入りを猛アピールした。21日、久米島で行われた楽天との練習試合に「6番・捕手」で先発出場し2安打。守備でも強肩と好リードでチームを2―1の勝利に導いた。また、早大でチームメートだった阪神の同3位・上本博紀内野手(22)も紅白戦で持ち味を発揮した。

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 新人らしからぬ落ち着きぶりだ。2―1の9回1死二塁。3球目を受けた細山田は二塁走者の聖沢が飛び出したのを見逃さなかった。すかさず二塁に送球しタッチアウト。機転の利いたプレーで同点のピンチを防いだ。
 「捕手としては当たり前。飛び出していたんで。緊張したけど、これからも実戦で経験を積んでいければいいと思います」。6回には内村の二盗を刺して強肩を見せつけたほか、先発の新人・藤江ら5投手を巧みにリードし楽天打線を1点に抑えた。打っても0―1の9回に逆転劇を演出する右前打など2安打。07年春の東京六大学リーグで首位打者を獲得したシュアな打撃も披露した。
 16日の練習では座ったまま内野に指示を送った際に大矢監督から「横着しねえで立って!」とカミナリを落とされたが、本来は研究熱心。20日の休日には知人を誘い、宿舎からタクシーを飛ばして中日がキャンプを張る北谷を訪れ、ブルペンのほか韓国・サムスンとの練習試合をスタンドから観戦した。野球漬けの日々を過ごしているルーキーに「よく試合を見ている。やってやる、という気持ちが伝わってきた」と捕手出身の指揮官の評価もグンと上がった。
 早大時代のチームメートの存在も刺激となっている。阪神・上本が紅白戦で活躍したことを知らされると「え?本当ですか?それはよかった」と喜んだ。一緒に横浜に入団した松本とともに3人そろって1軍の舞台で戦うのが目標。ヤクルトにFA移籍した相川の後釜として、細山田が堂々と名乗りを上げた。

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