爆発!下位打戦にメジャーが座る侍ジャパン

[ 2009年2月22日 18:24 ]

5回日本代表2死一、二塁、岩村明憲が右越えに3ランを放つ

 【侍ジャパン13―1巨人】どこからでもチャンスをつくり、得点につなげる。侍ジャパン打線の理想型が、下位を打つ2人の活躍に表れた。7番の福留と9番の岩村が本塁打のそろい踏み。13点のうち、7点を叩き出した。

 まず2回の福留。2連打と四球で得た無死満塁で、直球を右越えに運んだ。「何とかバットに当てようと思っていた。うまく体が回転した」と納得の一発だった。
 5回2死一、二塁で岩村も続く。初球から2球ファウルの後、じっくり球を見極めての7球目。甘い変化球を高々と右翼席へ運び「打席の中で、自分の感覚や投手との間が戻りつつある」とご満悦だった。
 本番では8番に城島が入り、大リーガー3人による下位打線が形成されそうだ。福留は「僕らが走者をかえせればいいし、出塁して後ろにつなげば本当に線になる。下位という意識はない」と言う。指名打者のあるア・リーグでプレーする岩村も「9番がポイントゲッターになる試合をたくさん見てきた。心強いと思ってほしい」と話した。
 原監督が思い描く「3段構えの打線」。脅威となりそうな3段目の準備は、十分整っているようだ。

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2009年2月22日のニュース