すごいぞ憲伸!キレ、制球力に称賛の声

[ 2009年2月22日 10:12 ]

フリー打撃に初登板したブレーブス・川上

 米大リーグ、ブレーブスの川上憲伸投手は21日、フロリダ州オーランドで初めて打撃練習に登板、4人を相手に21球を投げ、安打性の当たりは3本だった。コックス監督をはじめ、対戦した打者から変化球の切れと制球力を称賛された。

 川上がマウンドに立つと、首脳陣が一同に打撃ケージ裏に陣取った。ファンからサインを求められたコックス監督は「彼(川上)を見なければならないんだ」と断るほどの気の入れようだ。
 時間にして5分。あまりの短さに最後の打者だけに変化球を投げる慌ただしさだったが、投げた21球で、首脳陣、打者に好印象を与えた。
 コックス監督が「直球、変化球ともに申し分ないし、制球もよかった。ローテーションの前の方を任せられる投手」と高く評価し、唯一、変化球を見たB・ジョーンズ外野手も「カーブは曲がりが大きく、カットボールは曲がりが遅く打ちづらい。印象的だった」と話した。
 川上は「普通に終わったので安心した」と笑顔で話し、一方で「打たれる、打たれないが、自分の感覚と一致していた。今後のブルペンに意味が出てくると思う」。これまでは手探りの状態だったが、自分の中に調整の基準ができたのが大きな収穫になったようだ。(共同)

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2009年2月22日のニュース