サブローFA行使!10日にもメジャー宣言

[ 2008年11月8日 06:00 ]

FA権を行使する意向を示したサブロー

 ロッテのサブロー外野手(32)が7日、06年に取得したFA権を行使する意向を示した。千葉マリンで球団と交渉したサブローは「腹は決まっています。だいたいの方向性は見えている。男になります」と明言した。8日にも行われる球団との“最終交渉”を経て決断。早ければ解禁日の週明け10日にFA宣言し、メジャー挑戦を表明する。

 宣言残留、国内移籍の可能性もあるが、第1希望はメジャーだ。この日、2度目の交渉を終えると「すっきりしています。球団からはありがたい言葉をいただいた。正式に決めるのは次回の交渉後。なるべく早めに決めたい」と笑みを交えて語った。明言はしないが、気持ちが海の向こうに向かっているのは明らかだ。シーズン終了後から夢であるメジャー挑戦を再三ほのめかし、メディカルチェックでの渡米から帰国後は「気持ちが強くなった」と明かしていた。
 交渉にあたった本多球団部部長は「こちらの誠意は伝わっていると思う。いい話し合いはできている。粘り強く話したい」と最後まで慰留に努める構え。球団提示は大幅アップとなる2年総額2億円前後とみられるが、サブローの決意は覆りそうもない。

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2008年11月8日のニュース