清峰と神村学園が決勝進出/九州大会

[ 2008年10月28日 17:16 ]

 秋季高校野球九州大会(第123回九州大会)第4日は28日、佐賀県営球場で準決勝2試合を行い、清峰(長崎)と神村学園(鹿児島)が決勝に進んだ。

 清峰はエースの今村が2失点で完投。打線もかみ合って明豊(大分)に6―2で快勝した。神村学園は興南(沖縄)に一時4点リードを許したが、8、9回に反撃して逆転、5―4で競り勝った。
 決勝は29日正午から同球場で行われる。

 ≪エース今村が投打に活躍≫清峰のエース今村が投打に活躍、チームを決勝に導いた。
 スライダーを低めに集めて強打の明豊をわずか4安打に抑えた。勝ちにこだわった右腕は「挑戦者の気持ちだった。押すところは押す、かわすところはかわすという感じ」。3試合連続の完投に、納得の表情だった。打ってはダメ押しのソロを含む3安打。「本塁打は奇跡」とはにかんだ2年生は、決勝でも「もちろん投げる」。九州王者になるまで、チームを引っ張るつもりだ。

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2008年10月28日のニュース