特待生問題あらためて考える…奥島氏に聞く

[ 2008年10月28日 18:19 ]

 会長就任要請を受諾した奥島氏は時折笑みを見せながら新会長としての抱負を述べた。

 ――要請を受諾しての心境は。
 「春、夏の甲子園大会は風物詩。国民の期待を壊すことがないように歴代会長の思いを受け継いでいきたい。都道府県高野連の思いや現場の声に耳を傾けていく。最初の1年間は脇村路線を継承しながら、自分の考えを固めていきたい」
 ――特待生や野球留学の問題についての対応は。
 「丸抱えで無条件の進級、卒業はありえない。3年間の試行期間の実態を見て、またあらためて考えていきたい」
 ――学生野球憲章の改正についての考えは。
 「改正ありきではない。野球憲章の精神はしっかり受け継いでいかなければいけない」
 ――改革したいことは。
 「今から考えていきたい。アジアの国々で高校野球選手権ができればという夢はある」

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2008年10月28日のニュース