同点でサスペンデッド レイズに“恵みの雨”か

[ 2008年10月28日 14:45 ]

 ワールドシリーズ第5戦は雨でサスペンデッドゲームに…。レイズにとって“恵みの雨”になりそうだ。岩村は「自分たちに風が来ていると思う」と言い切った。1回に2点を先制される劣勢から、4回にシリーズ無安打だったペーニャ、ロンゴリアの連打で1点。6回にもペーニャの適時打で同点として中断になった。

 5回途中から登板したバルフォアは「同点になった時、ベンチはお祭り騒ぎだった」という。消沈気味だったチームは、すっかり元気を取り戻した。同点後に中断になったことで、岩村も好意的にとらえている。
 一方で、審判の判定には不満顔。追い上げムードの6回の第3打席で、自信を持って見逃した高めの真っすぐをストライクと判定され三振。「審判が流れをつくっている部分がある。このシリーズはアゲンストの状況が多い」と話した。
 「審判に左右されないよう積極的に打っていくしかない。主軸の前に塁に出てチャンスをつくるのが自分の仕事」。岩村は、この中断をシリーズの転機にする覚悟だ。(共同)

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2008年10月28日のニュース