ソフトB“富山のおかわり君”野原を指名へ

[ 2008年10月28日 06:00 ]

走塁練習で選手にお手本を見せる秋山監督

 ソフトバンクが“富山のおかわり君”をリストアップした。30日のドラフト会議でBCリーグ・富山の強打者・野原祐也内野手(23)を指名候補としたもので、野原は今季同リーグで打率・368(2位)、7本塁打(4位)、45打点(3位)と好成績を残した。大食漢でニックネームは西武・中村と同じ“おかわり君”。体形は1メートル77・83キロと本家よりスマートで内外野を守れる器用さに加えて、走塁面でも評価は高い。

 王最高顧問が「とにかく大きいのを打てる才能がある選手を獲りたい」と話すように長打力不足解消は秋山ホークスのテーマ。現時点で1巡目は東海大相模・大田指名の可能性が高く、野原は下位指名での獲得を目指す。

 ≪秋山新監督 走塁模範演技を披露≫ソフトバンクの秋山新監督が秋季キャンプ初日、併殺打を防ぐための走塁練習で模範演技を見せた。滑り込みながら回転し、左足を高く上げて相手の送球を防ぐもので「ゲッツーを防げば、1点入るケースもある。スパイクを向けてはいけないけど、ローリングだよ」。西武の現役時代に叩き込まれたものだが、ナインも感心しきり。初日から8時間のメニューをこなした指揮官は「練習でやらないと、肝心な時にできないからね」と満足そうだった。

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2008年10月28日のニュース