“頑固おやじ”マニエル監督 奮起信じて2本塁打

[ 2008年10月6日 09:02 ]

 【フィリーズ6-2ブルワーズ】前日まで地区シリーズ3試合無安打だった5番のバレルが2本塁打。フィリーズが快勝し、地区シリーズ突破を決めた。

 3回二死三塁。バレルの目の前で4番のハワードが敬遠された。2死一、三塁となり「選手ならだれでも、ああいう状況で打ちたいと思うはずだ」。真ん中の速球をとらえ、ライナーで左翼席へ運んだ。8回にも再び左越え本塁打を放ち、主軸の責任を果たした。
 マニエル監督は「(不調でも)彼を外そうとは思わなかった。頑固といわれても、選手の奮起を信じて自分が正しいと証明するのが、わたしのやり方」と胸を張った。
 この日は先発のブラントンがや回途中まで5安打1失点と好投し、継投も万全だった。「投手陣が頑張れば、きっといい勝負になる」。監督の気持ちは次の相手、ドジャースに向けられていた。(共同)

続きを表示

2008年10月6日のニュース