3連勝ならず…出番のない田口も危機感

[ 2008年10月6日 06:00 ]

 【フィリーズ1-4ブルワーズ】フィリーズは、3連勝を狙ったが、ブ軍の継投策にかわされて初黒星を喫した。ポストシーズン史上2番目の高齢先発となった45歳左腕モイヤーが4回2失点。マニエル監督は「プレーオフでスランプになっている暇はない」と3試合で計5安打と振るわないクリーンアップを心配した。3試合連続で出番のない田口も「あした勝たないとプレッシャーもかかってくる。勝てるうちに勝たないと」と厳しい表情だった。

 ≪26年ぶり1勝≫ブルワーズは地元に戻って投打がかみ合い、26年ぶりのポストシーズン勝利。5回1/3を5安打1失点と好投した右腕ブッシュは「興奮した。大勢のお客さんの前で投げられたのは素晴らしい経験だった」と喜んだ。第2戦までチーム打率1割台だった打線も11安打で4点。前回82年もリーグ優勝決定シリーズで2連敗後の3連勝でワールドシリーズに進出しており、スベウム監督代行は「打線はこれで自信を回復した。残る2試合も期待したい」と再現に自信をのぞかせた。

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2008年10月6日のニュース