早く1軍呼んで!スンヨプ160メートル弾

[ 2008年6月20日 06:00 ]

イースタン・日本ハム戦の6回に右中間に2打席連続の場外アーチを放つ李スンヨプ

 観衆854人の度肝を抜いた。衝撃音を残した打球は右中間後方の防御ネットを越え、さらに駐車場の後方にそびえ立つコンクリートの壁を直撃。打撃不振で2軍調整中の巨人・李スンヨプが“6億円”の輝きを放った。4回1死一塁で推定飛距離160メートルの場外弾。6回はVTRのように1死一塁から右中間場外へ2ラン。ここ最近「良かったり、悪かったりですね」が口癖だった左の大砲も「1本目?完ぺきでしたね」と手応えを口にした。

 開幕4番も打撃不振で4月中旬に2軍落ち。下半身強化の走り込みで、6月から打撃が上向いた。吉村2軍監督は「本来の姿に近い。あとは上(1軍)の判断」とした。現在、1軍外国人枠は4人で埋まっているが“アジアの大砲”が2発の驚弾で派手にアピールした。

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2008年6月20日のニュース