全然痛くないっす!岩村 大逆転呼ぶ押し出し死球

[ 2008年6月20日 10:32 ]

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は19日、セントピーターズバーグで行われたカブス戦に「1番・二塁」で先発、7回の第4打席で押し出しの死球を受け、この回の大逆転(一挙7点)に一役買った。3打数1安打1打点で、内容は二ゴロ、空振り三振、四球、押し出しの死球、中前打。打率は2割7分1厘。試合はレイズが8-3で勝った。

 カブスの福留孝介外野手は前日に続き「1番」を打ち、約2カ月ぶりに「中堅」で先発出場、4打数1安打1打点だった。内容は空振り三振、四球、空振り三振、左前適時打、右飛。打率は2割9分5厘。

 ≪鮮やか逆転劇≫レイズが2点を追う7回に鮮やかな逆転劇を見せた。カブスの救援投手の乱調につけこみ、先頭から3連続四死球で無死満塁。観客総立ちで盛り上がる中、岩村の押し出し死球でまず1点。続くクロフォードの打球は、レイズファンで埋まる右翼席へ。この満塁本塁打で火のついた打線はその後も長打を重ね、この回7点を奪って試合を決めた。ナ・リーグ中地区で首位を走るカブスに3連勝。岩村は「強いチームだし、どんな勝ち方でも勝てればいい」と話していたが、快進撃をさらに勢いづける豪快な勝利だった。(共同)

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2008年6月20日のニュース