福地“交換相手”に痛烈3安打

[ 2008年5月22日 06:00 ]

<西武・ヤクルト>5回、先頭打者の福地は左中間に二塁打を放ち、この日早くも3安打

 【ヤクルト5―4西武】ヤクルト・福地が痛烈な“恩返し”だ。石井一のFA人的補償で加入した男が、初回2点をおぜん立てするバント安打など因縁の左腕から3安打1盗塁。5回には左中間手前に安打を放ち「打った瞬間に狙っていた」と迷わず二塁へ。元同僚・栗山の緩慢な守備をつき、在籍2年間で53盗塁をマークした韋駄天(いだてん)ぶりを古巣に見せつけた。

 「(石井一は)全然意識していない。周りからいろいろ言われると思うけど。勝つためにやることは決まっているから」。試合前の円陣では宮本がナインを鼓舞。福地は「負けたら(石井一に)何を言われるか分からない。みんな同じ気持ちだった」と話した。
 高田ヤクルトの機動力野球のキーマンは「あすも必ず勝ちます」。パ球団相手にさらに本領を発揮する。

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2008年5月22日のニュース