岡島“恩師”の前で辛くも無失点

[ 2008年5月22日 06:00 ]

 【レッドソックス2―1ロイヤルズ】レッドソックスの岡島が20日のロイヤルズ戦で、2―1の8回に4番手で登板。左手首痛を訴え、14日のオリオールズ戦以来となる復帰マウンドで2/3回を無失点で切り抜け、リーグ3位タイの10ホールド目を挙げた。

 「体調はまだ100%とはいえないですが、投げないと調子が100%に上がらないので」と球が高めに浮き、本調子とは言えない内容。先頭デヘススに右翼線二塁打を浴び、2四球を与え2死満塁で降板したが、守護神パペルボンがしのいだ。チームは5連勝で今季最多の貯金10となり、岡島は「パペルボンがしっかり抑えてくれて良かった」と話した。日本ハム時代の指揮官・ヒルマン監督も“教え子”との初対戦を終え「チャンスはつくったが、詰め切れなかった。岡島を見たのは06年に日本で優勝したとき以来で夢のようだった」と勝負を超えた穏やかな表情を浮かべた。

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2008年5月22日のニュース