“大石流”くっきり　球数制限なし　休日練習あり

　コリンズ前監督の電撃的な辞意表明で、急きょ大石ヘッドコーチが監督代行に就いたオリックス。２２日はスカイマークスタジアムで合同練習を行い、新たに指揮を任された大石監督代行は「重圧はある。とにかく元気を出して、がむしゃらにやる」と抱負を語った。

　新たな門出となったこの日は、外野に選手、コーチらを集め、円陣を組んでからスタート。新指揮官は打撃練習などを約２時間、見守った。思わぬ形で大役を任されることになり、どのような采配を振るうかにも注目が集まる。
　前監督は先発投手の球数に制限を設けたが、大石監督代行は「球数には全くこだわらずにやっていきたい」と明言。休日練習についても「うまくない人はしないといけない」と言い、前任者のやり方は継承しない方針だ。
　ただ、突然の出来事にまだ気持ちの整理がついていない選手がいることも事実。北川は「切り替えていかないといけないでしょ」と複雑な表情だ。低迷するチームをどう浮上させるか。“大石流”が早速試される。