楽天 守備乱れて“ミスミス”連勝逃す

[ 2008年4月5日 06:00 ]

<西武・楽天>ミス連発に渋い顔の野村監督

 【楽天2―4西武】8、9回と2度の満塁機を逸したことが、悔しさを倍増させた。楽天は球団タイの6戦連続2ケタ安打を放ちながら10残塁。守備も乱れ“ミスミス”連勝を止めた野村監督はガックリとうなだれた。

 「“安打多くして得点少なし。安打少のうして失点多し”これぞ本来の楽天野球。3年前の楽天の野球やってらあな」
 7回を除く毎回、先発全員の13安打も2得点。2つの盗塁死、バント失敗に3併殺が痛かった。守りは4回、リックが平凡な左飛で目測を誤り二塁打にして2失点。06年4月23日以来の先発インチェの足を引っ張った。球団記録を更新した連勝は7でストップ。指揮官は「問題は止まり方。まだとても優勝争いに加わるようなモンじゃない。漠然とやっとる」と嘆いた。試合前、移動のバスが利根川沿いのお花見渋滞に巻き込まれて練習開始予定の約15分後に球場到着。「道中長いな。負けた道中だから余計長いわ」。試合後、野村監督を待っていた立川までのバス移動は、つらい夜桜見物となった。

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2008年4月5日のニュース