巨人 3カード連続負け越し

[ 2008年4月5日 21:40 ]

 【巨1-3神】阪神のスタートダッシュと巨人のつまずきで、首位対最下位の対戦となった今季2試合目の「伝統の一戦」。結果も順位通り、巨人が負けた。

 試合は五回に動いた。阪神は四球からヒットエンドランが決まり無死一、三塁と先制機を得た。続く野口の飛球は右翼ファウルゾーンへ。高橋由が迷わずに捕って、これが犠飛となった。

 巨人もその裏、2死一、三塁として打席はグライシンガー。好投の先発に中盤では代打を送れず、無得点に終わった。

 結局、直後の6回にグライシンガーが許した金本の2ランが決勝点となった。巨人が開幕から3カード続けて負け越すのは13年ぶりだ。

 原監督は試合の流れを決めた五回の攻防について「高橋由は一死を取るべき、あるいは刺せると思ったのだろう。グライシンガーも、あそこで代えるようではすべてが壊れる」と話した。

 一向にかみ合わない歯車に、指揮官は「重い試合が続き、使いたくなかった言葉を初めて使う。我慢だな」と、みけんに深いしわを刻んだ。

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2008年4月5日のニュース